3月31(日)やさしいヨガ哲学に触れるワークショップのお知らせ@めぐりヨガ福岡
ワークショップのお知らせ
「やさしいヨガ哲学」
・八支則
・人間馬車説
・太陽礼拝
ヨガの哲学に、やさしく触れる特別クラスです。八支則の中には日常生活での指針が説かれており、充実した生活を送るヒントが記されています。120分間のクラスの中に『太陽礼拝』という一呼吸一動作の動きを取り入れることで、ご自身の身体の内側に集中していただきます。このクラスを受講した後、生活の中にヨガを取り入れることで心豊かに過ごしていただけたら…と思います。
Shanti.
【八支則】
ヨガ(YOGA)とは「統一」(動詞語根Yuj「結びつく」)を意味します。
パタンジャリの編纂した根本経典である『ヨガ・スートラ』において、ヨガの目的が定義されています。
『心の作用を止滅させることが、ヨガである。』
心の作用を止滅するとは、快適な姿勢を保ち余計なことを考えないということです。この目的を達成するためにアーサナ(ポーズ)を繰り返したり、瞑想をしたりをします。『八支則』とは、ヨガの目的達成のための道しるべのようなもので、ヨガにおける8つの段階です。
『八支則』は、以下の8つです。
① ヤマ(禁戒) 日常で行わない方が良いこと
② ニヤマ(勧戒) 日常で行ったほうが良いこと
③ アーサナ(座法) 姿勢を調整
④ プラーナヤーマ(調気) プラーナ(気)を調整
⑤ プラティヤハーラ(制感) 感覚をコントロール
⑥ ダラーナ(集中) 周りの物が気にならなくなる
⑦ ディアーナ(瞑想) 落ち着き、静かな精神状態
⑧ サマーディ(三昧) 悟り、心の平静を保つ最高の喜び
※ヤマ・ニヤマは日常の中のヨガとして、正しく生きるための日常生活の中での心得になります。
【人間馬車説】
古ウパニシャッド聖典中に人間構造論として記述される考え方が人間馬車説です。以下の文章の記載があります。
『真我(アートマン)を車中の主人と知れ、身体は車両、理智(ブッディ)は御者、意思(マナス)は手綱と知れ。』
人間の身体を、10頭立ての馬車としてたとえ捉えた考え方で、多くのヨガ文献の中で取り上げられています。
馬…5つの感覚(五感:視覚、嗅覚、味覚、聴覚、触覚)と5つの運動器官(手、脚、口、排泄器、生殖器)
手綱…意思
御者…知性(認知、判断、記憶)
車体…肉体としての身体
御者の後ろにいる者主…本当の自分(真我、アートマン)
に例えています。
日々、外側で起こっている様々な刺激に反応する10頭の馬に対して、御者が(認知や判断)が上手に手綱(意思)を扱えると、馬たちが暴走することなく車体(肉体)が傷つかずに進むことができます。そして馬車の中には真我(本当の自分)があるということに気付き、その声に耳を傾けて、心身共に健康で、その人らしく在るためのヨガの教えです。
【太陽礼拝】
太陽礼拝とは「一日の始まりに太陽に向かって挨拶をする」という意味があります。アーサナを繰り返し行うことで自然と身体の内側に集中していくことができます。ヴィンヤサ(一呼吸一動作)で行い「フロー」と呼ばれる、流れるような動きをしていきます。
この太陽礼拝は流派によって動きが変わります。今回はスタンダードなハタヨガの太陽礼拝をお伝えします。
太陽礼拝A
太陽礼拝B
日時:3月31日(日)8:30~120分間
料金:通常通り(初回の方1,000円)
担当講師:Kaoru
※予約制となります。マットに限りがあるため、お早めのご予約をお願いいたします。