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不安と希望

不安と希望

不安は突然、心に忍び込んできます。
眠る前、ふとした沈黙の時間、誰かの言葉。
「この先どうなるんだろう...」「ちゃんとやれているだろうか...」そんな気持ちが胸をしめつけることはありませんか?

でも、不安があるということは、
同時に “希望” があるということなのだということを理解しましょう。


不安の正体とは?

ヨガ哲学では、不安は「アヴィディヤ(無知)」から生まれると言われます。
それは、「本当の自分を知らないこと」「真実が見えないこと」から起こるものと言われています。

未来がどうなるか分からないから不安。
誰かにどう思われているか分からないから不安。
けれどそれは、「まだ起きていないこと」「実際に起きていないこと」への反応です。

つまり、不安とは“自分を守りたい”という、心からのサインなのです。


希望は、すぐそばにある

不安があるからこそ、人は前を向こうとします。
「もっと良くなりたい」「愛されたい」「安心したい」
そんな願いが、心の奥にあるからこそ、希望が生まれるのです。

希望とは、大きな夢や計画の中だけではなく「今日もちゃんと呼吸している」ことに気づく光でもあります。


ヨガが教えてくれること

ヨガの教えの中に、こんな言葉があります。

「心の波が静まったとき、本当の自分が現れる」

呼吸を整えることで、心のざわめきは少しずつ穏やかになっていきます。
不安に飲み込まれるのではなく、「不安があること」を認めてあげることで、その奥にある希望が顔を出してくれるのです。

特に自然の中で深呼吸をすることをお勧めします。


不安は、心が光を求めている証拠。
希望は、その光がすでに自分の中にあるという知らせ。

不安も希望も抱きしめながら、私たちらしく、自分を大切に生きていきましょう。

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