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秋分とヨガの教え

秋分とヨガの教え

秋分とは 

秋分(しゅうぶん)は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。

太陽が真東から昇り、真西に沈むこの瞬間は、自然界が「完全な調和」を迎えるタイミングとなります。

ヨガ哲学では、自然界と人の心はつながっていると考えます。だからこそ、秋分は 自分の内側にある「光と闇の均衡」を見直す時 でもあります。

2025年9月23日(火曜日・祝)

陰陽とサットヴァ ― 調和の智慧

ヨガ哲学では、世界は「グナ(性質)」という三つのエネルギーから成り立つと説かれます。

・ラジャス(動性) ― 活動や欲望のエネルギー

・タマス(鈍性) ― 怠惰や無知のエネルギー

・サットヴァ(純性) ― 調和・明晰さのエネルギー

秋分は、この三つの性質のバランスを整え、特に「サットヴァ(調和)」のエネルギーを育てるのにふさわしい時期です。

昼と夜が均等になるように、私たちの心も「行動と休息」「外向きと内向き」の調和を求めています。

ヨガ・スートラに見る内なる均衡

『ヨーガ・スートラ』にはこう書かれています。

「ヨーガとは心の作用を止滅させることである」

心が外に揺れ動くとき、ラジャスやタマスが強く働きます。秋分のエネルギーを感じながら瞑想すると、その揺らぎが自然と静まり、心はサットヴァに近づきます。

つまり、秋分は 「心を中心に戻す練習」 に最適な季節なのです。

 秋分の日にやりたいこと

1、太陽礼拝を行う
朝日を浴びながらの太陽礼拝(スーリヤ・ナマスカーラ)は、宇宙のリズムと心身を調和させます。

2、感謝と供養
 お彼岸と重なる秋分は、先祖や自然への感謝を深める日。心の奥にある「つながり」を感じてみましょう。

3、呼吸瞑想で「中庸(※)」を意識する
 「吸う息、吐く息」どちらとも同じ長さで呼吸をし、バランスを感じてみてください。

中庸(ちゅうよう)とは 極端に偏らず、調和がとれていること

秋分は「心をリセットするギフト」です。
ヨガ哲学的に言えば、それは サットヴァを育む機会
外の世界に振り回されず、光と闇の両方を受け入れて「真ん中」に立つことで、私たちはより自由に、より穏やかに生きることができます。

 

心をサットヴァに保つためには「内なる平和」が必要です。

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