「ながら健康」
「忙しくて運動する時間がない」「ジムに行くのは面倒」そんな声をよく耳にします。
けれど、本当の健康づくりは“特別な時間”ではなく、“日常の中”にこそあります。
最近注目されているのが、「ながら健康」という考え方。
これは、日常生活の動作にちょっとした工夫を加えながら、無理なく体を整える方法です。
“〜しながら”という言葉がキーワード。
例えば、「テレビを見ながら」「パソコンやスマートホンを見ながら」「家事をしながら」など、すでにしている行動に健康習慣をプラスすることで、継続しやすくなります。
1. 体を動かす「ながら」
テレビを見ている時は座ってみたいものですが、CMの間だけでも立って、かかとの上げ下げをしてみましょう。(両手を腰に当てるとバランスがとりやすくなります)ふくらはぎの筋肉(第二の心臓)がポンプのように働き、血行が促進されます。※バランスが取れないと感じたら、この「ながら運動」はやめておきましょう。
また、電子レンジを待つ間に軽くスクワットをするだけでも、太ももやお尻の筋肉が刺激され、代謝アップにつながります。
洗濯物を干すときは、背筋を伸ばして呼吸を深めながら。背中を意識して動くことで、姿勢改善にも効果的です。
2. 呼吸を整える「ながら」
デスクワーク中やスマートフォンを見ていると、つい呼吸が浅くなりがちです。
そんなときは、意識的に「ながら呼吸」を行ってみましょう。
メールを打ちながら、深く吸って、ゆっくり吐く。
この小さな呼吸のリズムが、自律神経のバランスを整え、心を落ち着かせてくれます。
3. 心を整える「ながら」
健康とは、体だけでなく“心の状態”も大切です。
たとえば、通勤しながら「今日もありがとう」と心の中でつぶやく。
食器を洗いながら「今ここ」に意識を向けて、水の感触を感じてみる。
そんな小さな“ながら瞑想”が、心の余白を取り戻してくれます。
4. 続けるコツは「完璧を目指さない」
ながら健康の最大の魅力は、“ゆるく続けられること”。
1日5分でも、意識する時間があるだけでOK。
「やらなきゃ」と思うと続かないけれど、「ついでにやってみよう!」なら心も軽くなります。
完璧を求めず、「できた日を自分でほめる」ことが、継続の秘訣です。
まとめ
健康とは、特別なことを頑張るよりも、日々の中で少しずつ意識を変えること。
“ながら健康”は、誰でも、どこでも、今すぐ始められる「暮らしのヨガ」です。
歯磨きの3分、通勤の5分、スマホを見る1分——その時間が、あなたの体と心を整える時間に変わります。
今日からできる小さな一歩を、あなたの日常に取り入れてみてください。
それが、未来の自分を守る優しい習慣になります。
めぐりヨガでは毎月、無料ワークショップを行っております。
次回は10/31(金)10:00〜11:00 オンライン参加スタイル
タイトル:秋の腸活deムズムズすっきり大作戦
このワークショップでは、おうちでできるやさしい腸マッサージを中心に、腸と免疫の関係や、秋におすすめのセルフケア方法をわかりやすくご紹介します。
ワークショップは必ず予約が必要となります。詳しくはこちらをご覧ください。