最近、階段の上り下りでひざに違和感があります。これって軟骨がすり減っているせい? 年齢だから仕方ないと諦めるしかないのでしょうか。(50代・デスクワーク)
ひざは「被害者」かもしれません
こんにちは!めぐりヨガ編集部です。
そのお気持ちよく分かります。でも、「軟骨が減ったから痛い」と決めつけるのは、少し待ってください。
東洋医学やヨガの視点で見ると、ひざは体の上下(股関節と足首)に挟まれて、一番しわ寄せを受けやすい「健気なサポーター」。ひざそのものが悪いというより、周囲の環境によって「無理をさせられている」状態であることが多いのです。
現代人の「ひざ」が弱る本当の理由

なぜ、昔の人に比べて現代人のひざは疲れやすいのでしょうか。そこには、私たちの生活スタイルの変化が大きく関わっています。
「座りっぱなし」が招く、下半身の冬眠
事務職などのホワイトカラーのお仕事や、車の運転が多い生活では、意識しないと下半身の筋肉(下肢筋力)を使う機会が極端に減ってしまいます。筋肉は、使わないと驚くほど早く眠りについてしまいます。
「軟骨」は一旦、置いておきましょう
軟骨がないから痛いと思い込むと、体は守りに入ってさらに硬くなります。それよりも大切なのは、滞った「気(エネルギー)」と「血(栄養)」の巡りを再開させること。眠っている筋肉を呼び起こせば、ひざへの負担は劇的に変わります。
解決のヒント:まずは「座り方」から整える
運動する時間がないと嘆く前に、まずは1日の大半を占める「座り姿勢」を見直してみませんか? 実は、座り方ひとつで下肢筋力は「眠る」こともあれば、「目覚める」こともあるのです。
① 坐骨(ざこつ)で地球を押す

椅子に座ったとき、お尻の下に手を入れてみてください。ゴツゴツとした骨が当たりませんか? それが「坐骨」です。 多くの人は、背もたれに寄りかかって骨盤が後ろに倒れ、骨盤が後ろに倒れることで猫背になりがちです。これでは下半身の筋肉は完全にオフ状態。
坐骨を椅子に真っ直ぐ立てるだけで、天然のコルセットである腹筋と、ひざを支える太ももの筋肉にスイッチが入ります。
② 「足裏の接地」がひざのサスペンションを作る

車社会やデスクワークで意外と見落とされるのが、足の裏です。 足を組んだり、つま先立ちになったりしていませんか? 足裏全体をピタッと床につけること。これだけで、脳は「今、下半身で体を支えている」と認識し、下肢筋力が働き始めます。東洋医学では、足の裏から大地のエネルギーを吸い上げると考えます。
足裏が浮いていると、ひざ周りの「気」が枯渇してしまうのです。
③ 膝の間には「見えないボール」を

座っている時に膝がパカッと開いてしまうのは、内ももの筋肉(内転筋)が弱っている証拠。この筋肉はひざのお皿を正しい位置に保つ、いわば「ひざの守護神」です。 座っている間、膝の間に薄いクッションや見えないボールを挟んでいるような意識を持ってみてください。
これだけで、わざわざジムに行かなくても、デスクワーク中が「ひざを若返らせる筋トレ時間」に変わります。
一歩踏み出す、その足を軽くするために
ひざの違和感は、決して「衰え」へのカウントダウンではありません。それは、今まで頑張ってきた自分を労わり、体の使い方を少しだけアップデートしてあげるための、大切なきっかけです。
今回ご紹介した「3つの座り方」を意識するだけでも、あなたのひざを守るサポーター(下肢筋力)は静かに目覚め始めます。デスクワークの合間にや日常のふとした瞬間に。ほんの数秒、ご自身の姿勢に意識を向けることから始めてみてください。
もし、「一人ではなかなか意識が続かない」「もっと体系的に全身の巡りを整えてみたい」と感じたら、ぜひ一度、私たちのクラスを覗いてみてくださいね。
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