「こんにちは。デスクワークセンターの仕事をしていて、毎日肩がガチガチ。全身にも行きますが、またすぐ戻っちゃう気がして…。
最近は頭痛まで出てくることがあって、ヨガって肩こりに効くんでしょうか?」(37歳・女性)
こんにちは、ヨガめぐりの講師木村藍です。この度はおたより、ありがとうございます。肩こり、つらいですよね。 特にパソコンやスマホに向かう時間が長くなっている現代では、多くの方が同じ悩みを抱えています。
私自身も、ヨガを始める前は頑張った。 ひどい時は、肩こりからくる頭痛で何もつかすぐに終わってしまうことも…。
「肩をほぐす」というとマッサージを気にすることが多いですが、ヨガでは「肩こりの原因」特有にアプローチしていきます。
原因の一つは、ずばり「呼吸が浅くなっていること」。そしてもう一つは「同じ姿勢を長く続けていること」あります。
ヨガでできる肩こりケア
それでは、具体的なヨガのケア方法を2つご紹介します。どちらも簡単にできて、毎日の生活に無理なく取り入れられます。
①肩と呼吸を繋ぐ「肩回し呼吸」
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背筋を伸ばして楽に座ります(椅子でもOK)。
吸息で肩をゆっくりと持ち上げ、吐息でストンと録画します。 - これを5〜10回ほど繰り返します。
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呼吸に合わせて動くことで、肩まわりの緊張が自然と緩んでいきます。
ストレスによる無意識の力みも、呼吸でほどけ進むのが感じられるはずです。
②「猫と牛のポーズ」で背中を動かす
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四つん這いになり、肩の下に手首、腰下に膝を置きます。
- 吸う息で背中を反らせて視線を上に(牛のポーズ)。
- 吐息で背中を丸めて視線をおへそへ(猫のポーズ)。
- これを3〜5分、呼吸に合わせて繰り返します。
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背骨をしなやかに動かすことで、肩甲骨周りもじんわり温まり、血流がアップします。
朝起きたときや、仕事の合間に取り入れてもおすすめです。
おわりに
肩こりは、からだからの「ちょっと休んでね」というサインでもあります。
ヨガは、そんな声に静かに耳を傾ける時間です。
関連講座:肩凝り解消ヨガ指導者養成講座
次回は「眠りが浅い気がする…」というお悩みにお応えする予定です。