むくみが気になるあなたへ
朝、鏡を見たときに顔のむくみが気になったり、夕方になると、足がパンパンになるときがあります。
「むくみ」に悩んでいる人は、実はとても多いものです。
ただの「水分」のように思いむくみ。
でもその背景には、血流やリンパの流れの滞り、冷え、運動不足、ストレスなど、さまざまな原因が関係しています。
そして、そんなむくみに優しく対応してくれるのがヨガです。
むくみってどうやって起こるの?
むくみ(浮腫)は、体内の水分や老廃物がうまく流れず、細胞の間に異常が起きている状態です。
主な理由:
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同じ姿勢が続く(立ち続ける・座り続ける)
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運動不足
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塩分のとりすぎ
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ストレスによる自律神経の乱れ
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冷えによる血流の最悪
特に足や顔まわりは、重力の影響もあり、むくみが出やすい場所です。
ヨガがむくみに効く理由
☑やさしい動きで「めぐり」を変える
ヨガでは、体をねじったり伸ばしたりすることがたくさんあります。これが
リンパや血流を優しく刺激してくれるのです。
特に「脚を高く上げるポーズ」や「股関節周りをゆるめるポーズ」は、
下半身のむくみにとても効果的です。
☑ 深い呼吸で自律神経を整える
むくみの一因に「ストレス」があります。
ヨガでは、ゆっくりとした呼吸を大切にすることで、
副交感神経(リラックスの神経)を優位にし、体内の制限を控えさせていただきます。
☑ 筋肉を動かすことでポンプ機能UP
筋肉には、血液やリンパを押し流すポンプのような役割があります。
ヨガの動きで筋肉を優しく刺激すると、めぐりがよくなって、むくみにくい体質になっていきます。
むくみにおすすめのヨガポーズ3選
1.壁に脚を上げるポーズ
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壁に仰向けで足を上げるだけ
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血液やリンパが重力で心臓のほうへ戻る、脚がスッキリ
2.ダウンドッグ(下向きの犬のポーズ)
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全身の血流が促進され、むくみやだるさが軽減されます
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特に足のむく みにつもりです
3. 合わせ前屈のポーズ
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股関節・内側も優しく開いて、骨盤周りの流れを整える
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生理前のむくみや冷えにもおすすめ
むくみは、体が教えてくれる小さなメッセージ。
その体からのサインに気づき、「今の私」を穏やかに整えましょう。
1日たった10分でも構いません。
心と体の「めぐり」を待って、今日から少しずつ、むくみを解消して自分の体を労ってあげましょう。