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9月の月相 + ヨガとのつながり

9月の月相 + ヨガとのつながり

最近夜空を眺めていますか?

ふと見上げた空に浮かぶ月は、日々その姿を変えながら、私たちの心にも静かに語りかけてくれます。

2025年9月は、特に印象深い月の物語がありました。

まず、9月8日未明には「満月」と同時に「皆既月食」が訪れました🌝🌚まんまるに輝くはずの月が地球の影に隠れ、赤銅色に染まる神秘の瞬間です。これは「ブラッドムーン」とも呼ばれ、満ち足りた感情と同時に、自分の内側に潜む影を映し出してくれる特別な時間です。ヨガでいえば、シャバーサナや瞑想に身を委ね、光と影の両方を受け入れる練習にぴったりの夜でした。

その後、9月14日には「下弦の月」が訪れます。光を失いゆく月は「手放しと整理」の象徴です。私たちも心や身体に溜まった不要なものを、ツイスト系のポーズや陰ヨガで優しく流してあげると、内側が軽やかになります。

そして、9月22日の「新月」。夜空から月が消えるその瞬間は、ゼロに戻る時です。新しいサイクルの始まりに、静かな呼吸法や意図を定める瞑想を取り入れると、自分の願いや大切にしたい思いが澄んでいきます。

やがて、9月30日の「上弦の月」では、再び月は力を増し始めます。行動力や集中力が高まるこの時期には、戦士のポーズや太陽礼拝がぴったり。前へ進む勇気を後押ししてくれるでしょう。

月はいつもそこにあり、移ろう姿で私たちの心を映してくれます。夜空を見上げることは、実は自分自身を見つめ直すことでもあります。ヨガと同じように、月のリズムに寄り添うことで、私たちの日常は少しずつ穏やかに、そして力強く整っていくのです。

 


 

ブラッドムーン…皆既月食のときに「ブラッドムーン(Blood Moon/赤い月)」と呼ばれる理由は、月が 赤銅色(赤っぽいオレンジ色)に染まって見えるからです。

古代の人々にとって「赤い月」は不吉な兆しや大きな変化の象徴とされましたが、現代では「浄化・変容のサイン」として、スピリチュアルな視点からポジティブに受け取ることもあります。

1. 手放しと浄化のサイン

ブラッドムーンは、満月のピークに加えて月食という特別な影響が重なるため、

🌜不要なものを深く手放す時期 と考えられます。

ヨガでは「ツイスト系のポーズ」や「前屈」を取り入れて、体と心の中にたまった感情や滞りを優しく解放しましょう。

2.影と向き合う時間

地球の影に月が隠れるように、私たちの心の影(不安や怒り、見たくない気持ち)も表に出やすいタイミングです。

🌜瞑想では「シャドウワーク」と呼ばれる、自分の影の部分を認める練習が向いています。

「これは悪いことではなく、私の一部」と受け入れることで、癒しと統合が始まります。

3.変容のエネルギー

赤は「生命力・情熱・大地」とつながる色といわれています。

🌜ブラッドムーンを眺めることは、グラウンディング(地に足をつける)や再生のエネルギーを呼び起こす行為でもあります。

深呼吸で大きく胸を開きながら(ハートオープナー)で、変容のエネルギーを受け取りやすくなります。

おすすめの実践

🌑 ブラッドムーン瞑想

月を思い浮かべ、呼吸とともに「光と影の両方を受け入れる」と心で唱える。

📓 ジャーナリング

手放したいこと、不安や恐れを書き出し、最後に「ありがとう」と添えて閉じる。

ブラッドムーンは、「満月の解放」「月食の影」「赤の生命力」が重なり合う、特別でパワフルな瞬間です。「手放しと癒し、そして再生のための宇宙からのギフト」 として受け取ると、あなたの心も体も自然のリズムに調和していけますよ。


今夜もどうぞ、深呼吸をしながら月を眺めてみてください。きっとあなたの心にも、静かな光が優しく届くはずです。

 

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AIの便利な時代ですが、スマホに依存しすぎず、自然の中で自分の感覚や気持ちを大切にしてほしいと思います。

ヨガの学びは、私たちの心と体、そして自然をつなげてくれる大切なツールです。

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