瞑想で脳波はどう変わる?
何もしていないはずなのに、
頭の中だけがずっと忙しい。
休んでいるのに、どこか深くは休めていないような感覚。
そんな状態が、いつの間にか「普通」になっている人は少なくないのかもしれません。
近年、瞑想は感覚的なものとしてだけでなく、
脳波という視点 からも語られるようになってきました。
心が静まるとき、脳の中では何が起きているのでしょうか。
脳波とは?心の状態を映すリズム
私たちの脳は、心身の状態に応じて異なるリズム(脳波)を発しています。
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β波(ベータ波/活動・思考・緊張の状態):
仕事中や考えごとが多いとき、不安や焦り、ストレスを感じているときに優位になる脳波 -
α波(アルファ波/落ち着き・リラックスと集中の状態):
心が穏やかで、意識がはっきりしているリラックス集中状態。呼吸が深まりやすい -
θ波(シータ波/深いリラックス・内観の状態):
瞑想が深まったとき、まどろみ、イメージや直感が働きやすい状態 -
γ波(ガンマ波/高度な集中・気づきの状態):
深い集中や慈悲の感覚、統合的な気づきが生まれるときに現れやすい脳波
現代の生活では、無意識のうちに β波(ベータ波)が優位な時間が長くなりがち だと言われています。
瞑想は、脳を「止める」のではなく「還す」
瞑想というと、
「思考をなくすこと」
「無になること」
そんなイメージを持たれやすいかもしれません。
けれど実際には、
瞑想は何かを無理に止める行為ではなく、脳と意識のリズムを、本来の状態へ戻していく時間なんです。
呼吸に意識を向け、身体の感覚を感じているうちに、脳は自然とベータ波からアルファ波、シータ波へと移っていきます。
そこには、頑張りも、正解も、競争もありません。
静けさは「つくるもの」ではない
「うまくできない」
「雑念ばかり浮かぶ」
そう感じるときに、もう観察が始まっています。
瞑想とは、
静けさをつくり出す技術ではなく、
すでに内側にある静けさに気づくプロセスです。
今、どんな脳波であっても構わない。
ただ、今の状態をそのまま感じる。
その積み重ねが、少しずつ心と体を整えていきます。
めぐりヨガが大切にしている感覚
めぐりヨガでは、瞑想を「方法」や「スキル」としてだけ扱うことはありません。
心、身体、呼吸、意識。
それらが自然に調和していく感覚を大切にしています。
深い落ち着きは、求めにいくものではなく、心と体が整ったときに、自然と訪れるものだと思ってください。
瞑想によって脳波が変わる、というよりも、
私たちが 本来のリズムに還っていく時間です。
忙しさの中で置き去りにしてきた感覚は、いつでも、あなたの中にあります。
深い感覚は、いつも内側にあります。






















