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ヨガですこやか相談室

ヨガで心と体を整えるヒントをお届けする「ヨガですこやか相談室」。肩こりや不眠など、日常のちょっとした不調に寄り添う連載コラム。毎回、講師の共感と実践的なアドバイスが満載です。

第6回「数字にとらわれない、しなやかなダイエット」

第6回「数字にとらわれない、しなやかなダイエット」

最近、久しぶりに体重計に乗ったら、思っていたよりも増えていてショックでした。運動不足だとは感じていたのですが、仕事や家事に追われて、自分のことは後回し…。鏡に映る自分の姿にがっかりして、ダイエットしなきゃ!と焦っています。でも、何から始めていいかわからず、自己嫌悪ばかりです。
できれば、体を痛めずに続けられる方法で、少しずつ整えていきたい気持ちがあります。ヨガで何かできることはありますか?(42歳・女性)

ご相談ありがとうございます。数字にとらわれて気持ちが沈んでしまう、そのお気持ち、よくわかります。

そして「体を痛めずに、無理なく整えたい」という視点は、とてもヨガ的な感覚でもあります。そもそもヨガは、急激に体重を落とすための運動ではなく、「今の自分の状態に気づく」ためのもの。

呼吸とともに丁寧に体を動かし、内臓の働きを整え、自律神経にやさしくアプローチしていくことで、代謝や食欲のバランスが少しずつ変わっていきます。私たちが「太った」と感じるとき、実はその背景に「呼吸の浅さ」や「消化力の低下」、「眠りの質の悪さ」などがある場合も。

まずは数字を手放して、「心地よく動けているかどうか」に意識を向けてみてください。

今日からできるヨガ視点のダイエット習慣

では、実際にどんなことから始めればいいのでしょうか?ヨガの知恵を取り入れた、やさしい3つのアプローチをご紹介します。

① 朝一番の「ひと呼吸」と「ねじりポーズ」

朝起きてすぐ、コップ一杯の白湯を飲んだあと、マットに座って軽く背筋を伸ばしてみましょう。

そのまま深く息を吸って、吐きながら上体を右へねじる。吸って戻り、吐いて左へねじる。たったこれだけの動きでも、内臓が目覚め、便通や代謝が促されます。

② 食べすぎた日の「ヨガ的リセット」

たくさん食べてしまった…と感じた日は、自分を責めるのではなく「消化を助ける時間を持つ」ことを意識してみましょう。

夜は早めに食事を終え、ベッドに入る前に「ガス抜きのポーズ(膝を曲げて片方の脛を抱えて仰向け)」で呼吸を整えるのもおすすめです。

※両足を抱えてもOK

③「減らす」より「整える」意識を

体重や食事量を「減らす」ことに意識が向くと、ストレスが溜まりやすくなります。

それよりも「姿勢を整える」「呼吸を深くする」「よく眠る」など、“整える”習慣に目を向けてみてください。結果として、自然と代謝が高まり、心と体が軽くなっていきます。

「変わりたい」と思うことは、それだけで前向きな第一歩。ヨガは、その気持ちを否定せず、少しずつ、確実に、整えていく力を育んでくれます。焦らず、比べず、心地よいペースで。今日もあなたの体と心に、やさしい時間を届けてあげてくださいね。

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次回の『ヨガですこやか相談室』では、「肩甲骨はがし」をテーマにお届けいたします。

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