50代主婦です。ここ数年、夏が来るたびに体が重だるくなり、何をするにもおっくうになります。
食欲も落ち、なんとなくイライラして眠りも浅く…。
「暑さのせいだから仕方ない」と思って過ごしてきましたが、ヨガで何かケアできることはあるでしょうか?
「夏のだるさ」は、体の“内側の疲れ”かもしれません
こんにちは、めぐりヨガの川島薫です。この度は、おたよりありがとうございます。めぐりヨガ的解決法をお伝えいたしますね。
毎年のように、夏がくるとなんとなく体が重くてつらい——
そんなお悩み、とてもよくわかります。めぐりヨガがある太宰府も2024年は記録的猛暑に見舞われました。暑さが続くと体力も消耗しやすく、夜もぐっすり眠れず、気持ちも落ち込みがちになりますよね。
実はこの「だるさ」、単なる気のせいではありません。
暑さで体温調節が乱れると、自律神経も疲れてしまい、体が重くだるく感じられるのです。
特に冷たいものの摂りすぎや、冷房による“内臓の冷え”が、不調のもとになることもあります。
そんなときこそ、呼吸と動きでめぐりを整えるヨガの出番です。
ヨガ的アプローチ①|「呼吸」で整える
まずは深く、ゆっくりとした呼吸を意識してみましょう。
呼吸が浅くなると、交感神経が優位になって緊張状態が続いてしまいます。
おすすめは、腹式呼吸+口からの細く長い吐く息。
朝や寝る前に5呼吸だけでも、心と体の巡りがやわらかくなっていきます。
ヨガ的アプローチ②|「背中」をゆるめる動き
夏の疲れは、背中や腰まわりの筋膜のこわばりにも表れます。
やさしいツイストや、背骨をなめらかに動かすポーズで、深部から血流を促すのがおすすめ。例えば…
- キャット&カウ
- 仰向けのねじり
- チャイルドポーズ など
大きく伸びるより、ゆっくり・呼吸に合わせて動くことが効果的です。
最後に|「だるさ」を否定しない、自分へのやさしさを
体が重いとき、「がんばらなきゃ」と無理に動こうとする方も多いですが、
ヨガは今の体調に寄り添うことが大切です。
夏のだるさは、体からの「少し休んで」というサインかもしれません。
やさしく整える習慣を、日々の中に取り入れてみてくださいね。
予約不要・無料でご参加いただけます。
次回の『ヨガですこやか相談室』では、「ダイエット」をお届けいたします。