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コラム

めぐりヨガの講師たちが紡ぐ、日々と学びの小さな物語。ヨガと向き合うなかで感じたこと、大切にしている価値観、日常にある静かな気づき——。
めぐりヨガの世界を、そっとのぞいてみませんか。

Column

睡眠の大切さ

睡眠は、私たちの健康と生活の質を支える重要な要素です。現代社会では忙しい日々を送る中で、睡眠を削ってでも仕事や勉強に励む人が少なくありません。しかし、質の良い睡眠を確保することは、心身の健康を保ち、日々のパフォーマンスを向上させるために欠かせません。 まず、睡眠は体の回復と修復を行う時間です。眠っている間、体は成長ホルモンを分泌し、筋肉や組織の修復を行います。また、免疫機能を強化し、病気に対する抵抗力を高めます。十分な睡眠を取ることで、風邪やインフルエンザにかかりにくくなるという研究結果もあります。反対に、睡眠不足が続くと、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなるため、健康を維持するためには十分な睡眠が必要です。 睡眠は脳の働きにも深く関わっています。睡眠中、脳は情報を整理し、記憶を定着させる作業を行います。特に、深い睡眠の段階では、短期記憶が長期記憶へと変換され、学習した内容を効率よく覚えることができます。そのため、勉強や仕事の効率を上げたい場合、徹夜するよりも、十分な睡眠を確保した方が効果的です。 さらに、睡眠は精神の安定にも大きく影響します。質の良い睡眠を取ることで、ストレスを軽減し、感情のコントロールがしやすくなります。逆に、睡眠不足はイライラや不安感を引き起こし、うつ病や不安障害のリスクを高める可能性があります。心の健康を保つためにも、規則正しい睡眠習慣を身につけることが大切です。 睡眠の質を高めるためには?まず、毎日同じ時間に寝起きすることが重要です。これにより体内時計が整い、自然と眠気が訪れるようになります。また、就寝前にスマートフォンやパソコンなどのブルーライトを浴びることは避けましょう。ブルーライトは脳を覚醒状態にするため、眠りにくくなってしまいます。代わりに、読書やリラックスできる音楽を聴くなど、心を落ち着かせる習慣を取り入れると良いでしょう。 最後に、適度な運動も質の良い睡眠に貢献します。日中に体を動かすことで、夜には心地よい疲労感を感じ、自然と深い眠りに入りやすくなります。ヨーガのポーズを日常に取り入れたり、意識的に深呼吸することも睡眠の質を上げるための効果的な手段となります。 睡眠は単なる休息ではなく、健康を支える重要な基盤です。忙しい毎日だからこそ、睡眠の大切さを見直し、質の良い睡眠を意識して取り入れてみてはいかがでしょうか。充実した日々を過ごすために、まずは今日から良い眠りを心がけましょう。皆様が安心して熟睡できますように。

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不安から解放されましょう

「あなた自身を不安の中におこうとしないでください」不安は私たちの心を支配し、行動を制限し、可能性を狭めます。その不安の多くは「まだ起きていない未来」に対するもの。今、この瞬間には存在しないものなのです。私たちの思考が現実を創るとしたら、不安に意識を向け続けることは、望まない未来を引き寄せることにつながります。だからこそ、あなた自身を不安の中におかないでください。では、どうすればいいのでしょうか?まず、不安を感じたら「これは今の現実ではなく、ただの思考だ」と気づくこと。次に、意識を「今」に戻すこと。深呼吸をし、五感を使ってこの瞬間を感じます。瞑想が効果的です。そして、「望む未来」に意識を向けましょう。あなたが本当に叶えたいこと、心からワクワクすることをイメージし、その感覚を先取りしてください。そして、その望む未来への気持ちをノートに書き出してください。書き出すという行為はあなたの潜在意識に伝わるため、あなたの望む未来を手にする力を引き寄せます。さらに、あらゆることに感謝の気持ちを持つことは、ポジティブな波動を保つことに大変効果的です。あなたの心がどこに焦点を当てるかで、未来は変わります。不安ではなく、安心と喜びの中に身を置いてください。あなたの未来は、あなたの選択次第なのです。

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語り合うことの大切さ

心をつなぐ対話の力私たちは日々、家族や友人、同僚とさまざまな会話を交わしています。しかし、本当に「語り合う」ことができているでしょうか?ただ言葉を交わすのではなく、お互いの思いを深く理解し合い、心を通わせることができる対話こそが、私たちにとって大切なものです。【語り合うことの意味とは?】「語り合う」とは、単に言葉を交わすことではなく、お互いの考えや気持ちを共有し、理解し合うこと を意味します。これは一方的な「話す」「聞く」ではなく、心を開いて相手と向き合う姿勢が求められます。例えば、友人が悩みを相談してきたとき、私たちはつい「こうすればいいよ!」とアドバイスをしたくなります。しかし、本当に大切なのは、まず相手の気持ちに耳を傾け、「あなたの気持ちを大切に思っているよ」 という安心感を伝えることかもしれません。【 語り合うことで得られるもの】語り合うことがもたらすものは、私たちの生活の中で大きな意味を持ちます。・ 相互理解が深まる私たちは、それぞれ異なる価値観や経験を持っています。語り合うことで、相手の考えや気持ちを理解し、自分とは違う視点に気づくことができます。これによって、人間関係がより深まります。・心の安心感が生まれる誰かと本音で語り合うことができると、「自分はひとりじゃない」と感じることができます。悩みや不安を共有することで、心の負担が軽くなり、前向きな気持ちになれるのです。・ 誤解や対立を防ぐ多くの人間関係のトラブルは、「相手の本当の気持ちを知らないこと」から生まれることが多いと感じます。しっかり語り合うことで、誤解を解消し、無用な争いやストレスを避けることができます。・新しいアイデアや成長につながる語り合うことで、思いもよらない発見や、新しい視点に出会うことがあります。意見を交換することで、自分の考えが広がり、よりよい方向へ成長することができます。【 語り合うために大切なこと】では、どうすればよりよい対話ができるのでしょうか?語り合いを深めるためのアイディアをお伝えします。 ・相手の話に耳を傾ける語り合いは、「話すこと」だけではなく、「聴くこと」も同じくらい重要です。相手の言葉に注意を向け、途中で遮らず、しっかりと耳を傾けましょう。 ・相手の気持ちを尊重するたとえ自分とは違う意見だったとしても、否定するのではなく、「そういう考え方もあるんだね」と受け入れることが大切です。・本音を伝える勇気を持つ自分の気持ちを正直に伝えることも、語り合いの大切な要素です。遠慮しすぎたり、建前だけの会話にならないように、本音を伝える勇気を持ちましょう。〜語り合いが生む温かいつながり〜語り合うことは、私たちの心をつなぎ、よりよい人間関係を築くために欠かせません。日々の生活の中で、もっと相手の話に耳を傾け、思いを共有する時間を大切にしてみましょう。めぐりヨガでは語り合うことを大切にしています。受講者の方々を始め、めぐりヨガでご縁をいただいた方々に対してスタッフ全員で語り合いながら、皆様が充実した時間を過ごせますよう努めています。たくさんのご縁に心から感謝いたします。

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「Shanti(シャーンティ)」とは心に平和をもたらす言葉。

「Shanti(シャーンティ)」とは心に平和をもたらす言葉。

「Shanti(シャーンティ)」 という言葉を聞いたことがありますか?これは、サンスクリット語で 「平和」「静寂」「安らぎ」 を意味する美しい言葉です。ヨーガの伝統や哲学、瞑想の世界ではとても重要な概念であり、心の平穏や調和を表します。この 「Shanti(シャーンティ)」 について、ヨガや瞑想を知らない方にもわかりやすくご紹介します。※サンスクリット語ではशान्ति (Śānti)と記されます。

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RYT500へのステップを、もっとスムーズに。

いつも、めぐりヨガの講座・クラスをご利用いただき、ありがとうございます。 この度、RYT200とRYT300をセットで受講し、そのままRYT500の登録へと進める特別コースをご用意しました。通常、個別にお申し込みいただくよりもお得な料金でご受講いただけます。通常料金(RYT200+300):696,000円→2025年度料金:478,000円(218,000円割安)※早期割引期間中の最安料金です。※早期割引期限:2025年5月8日(木) ヨガの学びを深め、指導の幅を広げたい方におすすめのコースです。この機会に、全米ヨガアライアンスの最高峰資格に挑戦してみませんか?バナーから詳細をご確認くださいね。

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更年期の体調について

更年期とは、女性のライフステージの中でホルモンバランスが大きく変化する時期です。一般的に40代後半から50代前半にかけて訪れ、閉経を挟んだ約10年間を指します。この時期には、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少し、心身にさまざまな変化が現れることがあります。 ✴︎更年期に起こる主な症状✴︎ 更年期の症状は個人差が大きく、ほとんど症状を感じない人もいれば、日常生活に支障をきたすほど辛い症状を経験する人もいます。以下、主な症状となります。 1. ホットフラッシュ(のぼせ・発汗) 突然顔が熱くなり、大量の汗をかくことがあります。特に夜間に起こると、睡眠が妨げられることもあり、疲労感の原因になります。 2. 冷えやだるさ ホットフラッシュとは逆に、血流が滞ることで手足が冷えやすくなります。体全体が重だるく感じることもあり、日常の活動が億劫に感じられることもあります。 3. 不眠や疲労感 ホルモンバランスの変化によって自律神経が乱れ、寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりすることがあります。その結果、日中の疲労感が増し、集中力の低下を感じることも。 4. 気分の浮き沈み 感情のコントロールが難しくなり、些細なことでイライラしたり、不安を感じたり、落ち込んだりすることがあります。更年期の心の変化は決して気のせいではなく、ホルモンの変動によるものです。 ✴︎更年期の体調を整えるための対策✴︎ 更年期の症状とうまく付き合うためには、日々の生活習慣を見直し、自分の心と体に優しくすることが大切です。 1. 体を温める 冷えを防ぐために、次のような習慣を取り入れましょう。 湯船にゆっくり浸かる(38〜40℃のぬるめのお湯がおすすめ) 首やお腹、足元を冷やさないようにする 温かい飲み物をこまめにとる(ショウガ湯やハーブティーなど) 2. ヨガやストレッチを取り入れる 適度な運動は血流を促し、自律神経のバランスを整えるのに役立ちます。特にヨガやストレッチは、リラックス効果が高く、呼吸を深めることで心の安定にもつながります。 3. 栄養バランスを意識した食事 更年期の体調管理には、食事が重要な役割を果たします。 大豆製品(豆腐、納豆、味噌など)→ エストロゲンに似た働きをするイソフラボンを含む カルシウム(小魚、乳製品、緑黄色野菜など)→ 骨密度の低下を防ぐ マグネシウム(ナッツ類、海藻、玄米など)→ 自律神経の安定に役立つ 発酵食品(ヨーグルト、ぬか漬け、キムチなど)→ 腸内環境を整え、ホルモンバランスをサポート 4. 良質な睡眠をとる 睡眠不足は更年期の症状を悪化させる要因のひとつ。 寝る前のスマホやテレビは控え、ブルーライトを浴びないようにする 深呼吸や軽いストレッチで副交感神経を優位にする リラックスできる音楽やアロマを取り入れる 更年期は新しい自分と向き合う時期 更年期は、人生の折り返し地点とも言える時期。これまでとは違う体の変化に戸惑うこともあるかもしれませんが、決してネガティブなものではありません。むしろ、自分の体を大切にし、これからの人生をより心地よく過ごすための準備期間とも考えられます。 無理をせず、自分に合った方法で体調を整えながら、これからの人生をより豊かにしていきましょう。小さな工夫や習慣の積み重ねが、心と体のバランスを整える大きな力になります。【お知らせ】めぐりヨガでは2025年5月〜「更年期ヨガ指導者養成講座」を開講します。詳細はSNSやブログなどで公開します。更年期で悩む方は少なくありません。そんな悩みを抱えている方への指導方法を学ぶことができます。もちろん、ご自身に対しての健康法にもなります。楽しみにしていてくださいね!

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ヨガで心と体を整えるヒントをお届けする「ヨガですこやか相談室」。

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